カウンセリングを生活の一部に。
カウンセラーのayakoです。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は「言葉にできない想いが、体に出るとき」のお話です。
よくドラマとか漫画を読んでいると、
好きな相手に対して“胸がキュンとする”なんていう表現、ありますよね。
この“キュン”というのは、どういった感覚なのかなって考えたときに、
おそらく少なからず、ちょっと胸に痛みを感じるんじゃないかな、なんて個人的には思っています。
実は私が今、ちょうどそのような状態で。
ただ、誰かのことを考えて胸がキュンとしているのではなくて、
まさに、ちょっと胸に痛みを感じているんですね。
これは何か特別な病気というわけではないんですけれども、
私はよく、誰かのことを考えるというよりも、
心配事とか不安があって、物事をずっと考えてしまっているときに、
胸の痛みを感じる傾向があります。
私の場合、特に左側の胸です。
左胸に痛みを感じるんですね。
これはいわゆる「心身相関」と呼ばれる現象で、
心の状態が身体の症状として現れるものなんですね。
ちょっと調べてみたんですが、
考えすぎていたり、心配事があるときって、
思考が過剰に活性化されている状態になるんですね。
すると、交感神経が過度に働いて、
胸や心臓の周りがグッと締め付けられるようになる。
みなさんも、同じような経験ないでしょうか?
特に左胸、心臓のある側に、
不安や緊張、寂しさ、罪悪感などが集中すると、
圧迫感や、ちょっとした痛みを感じることがあります。
こうやって体が出してくれているサインって、
見逃したくないですよね。
私もここ2日くらい胸の痛みがあって、
何で痛んでいるのか、何を考えすぎているのか、
自分の中では理解しているので大丈夫なんですが、
それでも考えすぎないようにするにはどうしたらいいか、
客観視することが必要だなと思いました。
「今、自分は何ができるのか」
「自分は何をする立場にいるのか」
それを考えることで、おそらくこの胸の痛みは消えていくと思っています。
この痛みの根本にあるのは、私が今関わっているお仕事のことです。
とある状況に対して、私自身がとても心配しているんですが、
落ち着いて考えてみると、私は物事を判断する立場にはいないし、
その状況を任されているわけでもないということに気づきました。
つまり、私は外からその出来事を見ていて、
ただ心配しているだけだったんですね。
お仕事をしていると、何でも自分がやらなきゃ、
なんでも自分ごととして抱え込んでしまいがちですが、
自分が任されていない領域にまで手を出してしまうのは、
あまり良くないですよね。
客観視ができたことで、
自分とその環境を切り離して、
自分の業務、自分の担当分野に集中していきたいと思いました。
そうすることで、この心配や不安の気持ちも薄れて、
同時に胸の痛みも減っていく、そんな気がしています。
今日は「言葉にできない想いが、体に出るとき」のお話でした。
では、またお会いしましょう。
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