ゴールデンウィークはのんびり過ごされましたか?
今日はタイトルの通り、日本とノルウェーの働き方について書きます。
ノルウェーでは5月17日が独立記念日で各自治体ではパレードが行われます。
一年で一番大事な行事と言ってもいいほどでみんなこの日は綺麗な服または民族衣装を着て
パレードを見に行きます。
パレードのイメージです。
ノルウェーの民族衣装のブーナッドを着ている人も多いのでイメージが掴みやすい写真です。
小学生、中学生、高校生のパレードが毎年あり、子供達もパレードで歩くのが習慣なのですが、、、
今年の5月17日は土曜日。
日本のように祝日が日曜日の場合は月曜日も休み、という措置はありません。
子供達のパレードは先生達も一緒に歩いて生徒が道を外れないように、「○○小学校最高!」など
パレードを盛り上げたりしてくれます。
パレードで生徒と一緒に歩くのは先生のお仕事ですが、私が住む街はなんと土曜日なので
先生達にお給料は支払わないと決めてしまいました。
なので先生達は「ただ働きはしないぞ」と今年の子供達のパレードはなくなってしまいました。
日本であれば先生たちはボランティアでも「子供の思い出作りに」とパレードを行っていると思います。
でもノルウェーでは悪しき習慣は繰り返さない、先生達に敬意を払ってくれないなら働かない、と
強気な姿勢です。
どちらが良い悪いの話しではありませんが、仕事に対する考え方の違いを見せつけられる出来事でした。
そしてノルウェーであっても日本であっても授業の準備や子供達の対応、保護者の対応などで
疲弊している先生たちが減りますように、そして仕事量と責任の量に見合うお給料が支払われることを
祈っております。
今日もお忙しい中かと思いますがこのコラムを読んで下さりありがとうございます。
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