섬네일

カナダ文学・空飛ぶカヌー・パート2

Kankurimori

ー第2章ー
「ついさっき言った通り、若い頃は少し不良だったとしても、宗教に関してはふざけないよ。毎年、定期的に告解に行くがこれから語ることは神様やサタンを恐れていなかった若い時代の話だ。今夜のような夜だった、34年か35年か前の大晦日だった。仲間と集まって、食糧庫の近くで酒を飲んでいた。小さな川が大きな川になるように小さなグラスがいつか大きなピッチャーを空にする。昔は今より、飲む機会と量が多かったので、パーティは殴り合いで終わるのが珍しくなかった。ラムはうまかった。今夜のよりうまくなかったけど結構うまかった。その夜、11時になった時点で、数十杯くらいか飲み干してたんで、正直いうと、ふらふらしていた。今夜のように、12時になったら、古い年から新しい年へ年を越すため、ラードの樽を飛び越える。それから、貧乏人のため食べ物を戸ごとに乞い、そして隣の木こり場の男達に元旦の挨拶をする予定だった。酔った俺は時間になるまで橇に積んである毛布で一休みしていた。

寝付いてから時間がずいぶん経った時、職工長のバティスト・ヅランに激しく揺さぶられて起こされた。
「ジョー!もう12時の鐘が鳴ったぜ!お前は樽の飛び越えに遅れた。仲間はもう飲みに行ってる。俺は、ラヴァルトリまで彼女に会いに行く。お前もお前の彼女のリザに会いたいだろ?一緒に行くか?」
「ラヴァルトリまで!?お前いかれてるのか!?500キロぐらいだぞ。雪で道がないし、2ヶ月ぐらいかかる。しかも明後日は仕事だぞ?」
「アホか!そんな話をしてるんじゃない!あの『樹皮カヌー』で行く。明日6時までにここに戻ってくる。」
俺には彼の言ったことが分かっていた。彼が提案したのは今故郷にいる彼女とキスをする幸せのためにサタンと一晩契約して魂を賭けることだった。正直いうと、それに誘われたのは辛かった!あの頃は確かに少しばかり酒好きで宗教をそんなに気にしないちょっとした放蕩者だったが魂を売る奴だと思われるとは!

「卑怯ものが!」とバティストが言った。「危なくないと知っているくせに。6時間でここからラヴァルトリまで行って帰ってくるだけだ。俺たちのように漕ぐのが上手なやつらでなら、『空飛ぶカヌー』の時速は最低240キロだと知ってるだろう。飛んでいる間に2つだけ守ればいい。神様の名前を言わないこと、鐘楼の十字架に引っかからないこと。簡単!簡単!言う事に気を付ける、前ををちゃんと見る、酔わない。それさえやれば危険を避けるのは難しくない。おい!勇気を出せ!男なら来いよ。たった2時間でラヴァルトリに着く。リザ・ギムベットとキスすることを想像しろ!今は参加者は7人いるけど空を飛ぶために、2人か4人か6人か8人が必要だ。あんたは8人めになる。」
「それはまあいいが、サタンに誓約しなきゃいけないだろう。サタンは自分と関わったやつの裏切りには容赦ない獣だ。」
「形だけのことだ、友よ。酔わなければ、そして言葉と櫓に気をつければ問題ない。ったく、ガキか?来いよ!他の奴等はもう外で待っている。カヌーの準備もできてる。」
結局、バティストの言葉に負けて小屋の外に連れて行かれた。そこには櫓を持って待っている6人の同僚が居た。大きなカヌーは開拓地の雪の上にあった。考える間も無く、櫓を横に持って、カヌーの前に座って出発の合図を待っていた。正直いうと少し戸惑っていたが、木こり場で7年間も告解に行ってない噂で有名だったバティストは冷静に考える時間を与えてくれなかった。彼はカヌーの後ろに立ったまま大声で言った:「お前ら唱えろ!」
みんなが唱えた。
地獄の王様サタン!もし今から6時間の旅の間に、あなたと俺たちの主である主なる神の名前を発言してしまったら、または十字架に引っかかってしまったら、あなたに魂を渡すことを誓う。そのかわり、あなたは我々に空を飛べるようにすること、俺たちの行きたいところにつれて行ってからここまで帰らせることを約束してくれ!

つづく
 

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