「遠近親疏」から学ぶ中国語と中国文化
中国語を勉強していると、
「疏遠(疎遠)」や「疏通(疎通する)」など、
「疏」という字を見かけることがあります。
この「疏(shū)」の基本イメージは、
間に距離があることです。
つまり、ぎゅっと近くない、少し空間や距離がある感じですね。
中国語には 遠近親疏(yuǎn jìn qīn shū) という言い方があります。
遠近:遠い・近い、距離の違い親疏:親しい・疎い、関係の近さの違い
合わせると、
人と人との関係には、自然と距離の違いがあるという意味になります。
たとえば、
家族や親友とは近い初対面の人やあまり交流のない人とは少し距離がある
これは好き嫌いではなく、ただ関係性の違いを表しています。
中国では、人間関係を考える時に
こうした 遠近親疏 を意識する場面がよくあります。
たとえば、
誰に先に連絡するか
誰に相談するか
誰に頼みごとをするか
こういう時にも、人との距離感が自然に反映されます。
なので「疏」は単なる語彙ではなく、
中国語を通して人間関係の考え方も見える漢字 なんです。
「疏」が入る言葉を見てみると:
疏遠:関係が遠くなる
疏通:詰まりを通して流れをよくする
稀疏:まばらで密集していない
どれも共通しているのは、
間に空間がある・詰まっていない
というイメージです。
漢字は、一つのイメージで覚えると、
単語の意味もつながって理解しやすくなります。
中国語は単語だけでなく、言葉の後ろにある文化も一緒に学ぶともっと面白いですよ。
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