「~の際(さい)」ってどういう意味?
この言葉(ことば)を聞(き)いたことがありますか?
電車(でんしゃ)に乗(の)ったとき、
「お降(お)りの際(さい)、足元(あしもと)にご注意(ちゅうい)ください」
というアナウンスを聞(き)いたことがある人(ひと)も多(おお)いと思(おも)います。
先月(せんげつ)、ロンドンの地下鉄(ちかてつ)に乗(の)ったときは、
「Mind your step.」とアナウンスされていました。
日本語(にほんご)の「お降(お)りの際(さい)」は、
英語(えいご)にすると「when you get off」などになります。
つまり、「~の際(さい)」は、
簡単(かんたん)に言(い)えば「~のとき」という意味(いみ)です。
では、「お降(お)りのとき」と言(い)ってもいいのでしょうか?
もちろん、文法的(ぶんぽうてき)には間違(まちが)いではありません。
ただ、「お降(お)りの際(さい)」のほうが、
駅(えき)や電車(でんしゃ)のアナウンスとしては、
きちんとした印象(いんしょう)になります。
このように、「~の際(さい)」は「~のとき」と
同(おな)じような意味(いみ)を持(も)っていますが、
使(つか)われる場面(ばめん)に違(ちが)いがあるのです。
「~の際」は「~のとき」
「~の際(さい)」は、
簡単(かんたん)に言(い)うと「~のとき」という意味(いみ)です。
「日本(にほん)へ来(く)る際(さい)」=「日本(にほん)へ来(く)るとき」
という意味(いみ)です。
では、どうして「とき」ではなく「際(さい)」を使(つか)うのでしょうか。
「際」は、少(すこ)しフォーマル
「とき」は、日常会話(にちじょうかいわ)で
普通(ふつう)に使(つか)う言葉(ことば)です。
「日本(にほん)に来(く)るときは、連絡(れんらく)してください。」
自然(しぜん)な文章(ぶんしょう)ですね。
一方(いっぽう)、
「日本(にほん)に来(く)る際(さい)は、連絡(れんらく)してください。」
というと、きちんとした、少(すこ)しフォーマルな印象(いんしょう)になります。
友だちとの会話なら、「日本(にほん)に来(く)るときは、教(おし)えてね。」
この表現で大丈夫(だいじょうぶ)です。
ですが、会社(かいしゃ)からのお知(し)らせなら、
「ご来社(らいしゃ)の際(さい)は、受付(うけつけ)にお声(こえ)がけください。」
このような表現(ひょうげん)が自然(しぜん)です。
「~の際(さい)」を見(み)たら、
「~のとき」という意味(いみ)だと考(かんが)えてみてください。
そして、自分(じぶん)で使(つか)うときは、少(すこ)しフォーマルな場面(ばめん)で使(つか)う。
これを覚(おぼ)えておくと、ぐっと自然(しぜん)な日本語(にほんご)になりますよ。

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