今までに、私のコースいずれかを受講して下さった方対象に、
「お金の心理学」のメルマガをお送りさせていただくことにしました。

アメリカでは、お金と心理学に関する研究が進んでいますので、
それらの研究の中から抜粋してお届けします。

だいたい2週間に1度くらいを予定しています。

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第1回：お金のスクリプト


人は無意識のうちにお金のスクリプトを描いています。
「スクリプト」とは何かというと、自分がそうだと信じ込んでいることです。

それは、親あるいは祖父母から代々受け継いできたことや、文化などが影響しています。

お金持ちの人と、貧乏な人では描いているスクリプトが違うのです。
だから結果が違うのです。


スクリプトには主に以下の4つがあります。

１．拒絶
　　お金を拒否し、清貧をよしとしているので、破産などといった問題を起こしてしまいます。
２．所有
　　もっとお金を持っていれば、きっと幸せになれるに違いないという思いです。
　　逆に言えば、自分にはお金が足りていないという思いがあるので、お給料が少ないといった問題を引き起こして
　　しまいます。
３．ステータス
　　お金を使えば自分はよく見えるだろうという思いです。
　　欲しくもないのにお金を使っていろいろなものを手に入れるので、結局お金が無くなってしまいます。
４．用心深さ
　　これはいいことです。将来に向けて適度な不安があることで節約したりするので、お金が貯まりやすくなります。


自分にはどんなスクリプトがあるだろうと調べるには、

・親・祖父母がお金に対してどんな考え方、行動をしていたか思い起こす。
・お金は自分を助けてくれるものと思っているか、傷つけるものと思っているか、書き出してみる。


第1回目は以上です。
他にも、可能であれば、お友達などと、お金の価値観について話し合ってみると
それぞれ考え方が違うということに気づくかもしれません。

皆様のお役に立ちますように。