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Keiko

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Japonés Alemán

Keiko Tutor Interview

Q. Keiko先生、こんにちは。まずは自己紹介をお願いします。

A. こんにちは!Keikoです。東京都出身ですが、ドイツハンブルクに在住して10年になります。旦那さんと愛犬チワワの3人(?)家族です。普段はハンブルク大学(非常勤)や語学学校で日本語を教えています。

Q. ドイツに住んでいるそうですが、ドイツに住むことになったきっかけを教えてください。今住んでいる町はどんなところですか?

A. 住んでいる街は北ドイツにあるハンブルクです。きっかけは、短期留学でした。夏の1ヶ月だけハンブルクに語学留学し、日本の大学を卒業後、ハンブルク州立大学で修士をとりました。まだハンブルクに居座っている感じですね(笑)ハンブルクは日本人の方がイメージされるドイツの街並、いわゆる南ドイツとは少し違うと思います。どちらかというと、北欧系です。街の真ん中にアルツターという運河水路が集結した湖があり、緑も多いきれいな街です。ハンザ同盟の歴史を持ち、ヨーロッパ第2の港があります。街中に運河があり、橋の数はベネチアよりも多いと言われています。皆さんも機会があれば是非ハンブルクをご堪能ください!特に夏がお薦めです!

Q. ドイツ旅行でドイツが好きになった…とプロフィールにありますが、ドイツのどんなところに惹かれたのですか?

A. あれ、旅行って書いてました?すみません、実は短期留学が初めてのドイツでした。ハンブルクは夏の気候がすばらしく、とても自由な雰囲気ですぐに気に入りました。街並が古いのにすごくキレイに保たれていることにも惹かれました。ドイツ国内もいろいろ行きましたが、やっぱりハンブルクの最初の夏のイメージがとてもよかったので、「こんなきれいな街で生活できたらいいな」と思いました。実際に住んでみるとさらに、もっと快適でしたよ(笑)日本と比べるとのんびりしています。コンビニもカラオケもないし、日曜日は買い物できるお店は閉まっているし、日本から来たばかりのときは静かでつまらない週末なんだな、と思っていました。でも最近は日曜日は趣味に没頭したり家族と過ごす大切な時間で、かえってお店が休みだからこそ静かに過ごせるんだなって思ってます。実際ドイツ人の人も家族と過ごす日で、一緒に朝ご飯を食べて協会に行ったり、お茶とケーキ、散歩など、のんびり過ごしていています。人と一緒にゆっくりとした時間を過ごすことですごく和める様になりました。

Q. ドイツで大学も出たそうですが、ドイツの大学の様子を教えて下さい。何か日本と違うところはありましたか?

A. そうですね、だいぶ違いますね。まず、私がハンブルク州立大学に入ったときはMagister(修士)が最低学位でした。今でこそアメリカナイズされて、Bachelor(学士)がドイツでも導入されましたが、私が入った年はまだMagister(修士)コースしかありませんでした。Magisterの学位を得るためには、主専攻の学部を1つ、副専攻の学部2つを卒業しなければなりませんでした。私は社会学部、日本学部、中国学部を出ました。中国学部では語学コースが必須で1年間毎日中国語の授業がありました。これは思った以上に楽しくて、大学で出た授業の中で一番楽しかったといっていいくらいでした。
一番の違いは管理するのは自分だけ、ということですね。

日本では大学側が学生をある程度管理してくれますが、こちらでは自分で全て決めて進めていきます。だれも管理してくれませんので、副専攻を選んだり、教授に掛け合ったり、単位も自分で証明証書を貯めておきます。この証書をなくすと単位を証明するものは他にないのでやり直し、という事になります。単位が全て揃ったら、卒業論文を担当してくれる教授を見つけ、単位証明などと教授の手紙を試験局に持っていき、卒業論文を書く申し込みをします。ここで初めて時間的制限がつきます。卒業論文のテーマが受理されてから6ヶ月以内に書き上げて提出します。その後、それぞれの学部の卒業試験(筆記試験と口頭試験)を受けます。試験の日程なども全て自分で教授にお願いして決めなければなりません。試験勉強も大変ですが、色々と『待ち時間』が長いです。教授は週1度1時間程度の面接時間を設けていて、そこに学生が殺到しますので、運が悪いとその日は話ができなかったりします。なので、ドイツでは時間制限がない(なかった)ので日本の大学よりかなりだらーっとしたイメージがあります。でも最近はアメリカや日本のシステムに近づいていると思います。

Q. 趣味もたくさんありますね!料理やお菓子はドイツのものを作るんですか?

A. お菓子はドイツケーキやマーブルケーキなどを作る回数がどうしても多いですが、食べたくなると日本風のシフォンケーキを作って一人で満喫するのがお気に入りです。ドイツはケーキ屋さんがたくさんありますが、お店で買うとやっぱり甘ーーーいんです。だから自分でアレンジ。自分で作ると好みの味になるし、あったかいうちに食べられるしww(笑)お薦めはHefekuchenというパンケーキです。トッピングもいろいろできるし、ふわっとしていて甘さ控えめでおいしいですよ!お料理は、大好きな中華をよく作ります。エビチリや青椒肉絲はもちろん、餃子やシュウマイも皮から作ります!意外と簡単で買うよりおいしいって気がついただけなんですが(笑)ドイツ料理も作りますが、家ではほとんど毎日ご飯とみそ汁系とおかず、という日本風のメニューです。

Q. 先生のレッスン、『0からドイツ語』はどんなことから始めますか?ドイツ語学習に重要なポイントを教えてください!

A. きっとどの言語でも基本的に同じだと思うのですが、なるべく使われているドイツ語を勉強していただきたいんです。日本の大学で第2外国語でドイツ語ってなると普通は文法書を買わされて、『冠詞』から始まりますよね。つまらないですよねww(笑)だから、『そういうのは忘れてください』っていう話から始めます(笑)『0から』ですから、全くの初心者の方はドイツ語の読み方から始めます。ドイツ語はほとんど書いてある通りに読むのでそれほど難しくありません。例外は母音の組み合わせが数えるほどあるだけです。単語を一つ一つ覚える事も重要になってくるのですが、まずはフレーズを覚えて単語を入れ替えて使う、という勉強の仕方をお薦めします!重要なポイントとしては、『とりあえず冠詞や難しい事は気にしない』です(笑)旅行先で挨拶だけでも、ちょっとした買い物だけでも、現地の言葉で話しかけて通じるとやっぱり嬉しいですよね。言語は人とコミュニケーションするために勉強するものですから、挨拶だけでも相手がにっこりしてくれると勉強の楽しさが増すと思います。実践練習の機会があればどんどんチャレンジして頂きたいです!

Q. カフェトークの生徒へメッセージをお願いします!

A.カフェトークのスカイプを使った授業システムはとてもいいアイディアだと思っています。日本とドイツは8時間の時差がありますが、時差があるからこそ、お互いの空いている時間を使えるという利点もあると思います。私が指定している授業時間以外でも、ご希望があればお気軽にお問い合わせください!ドイツ語は。。。取っ付きにくそうですが、実は勉強しやすい言語だと私は思っています。一緒に楽しくドイツ語を勉強していきましょう!

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Keiko


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