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Yukari Maller

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Yukari Maller Tutor Interview

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Q. Yukari Maller先生、こんにちは。イギリスのチェルトナムに在住されているとのことですが、チェルトナムはどんなところですか?

A. チェルトナムはイングランドの南西にあり、18世紀に温泉(飲む温泉)が発見されてから保養地として栄えた町です。町には石造りの古い家も多く、築100年以上という建物もめずらしくありません。また、周りを丘に囲まれ、自然が豊かな町のいたるところにpublic footpath(パブリック・フットパス)と呼ばれる遊歩道があります。チェルトナムの人達はとても親切なのですが、あまり他人のことに干渉しないようです。お互いのプライバシーを尊重しあっているのだと思います。こちらに引っ越して今2年半ぐらいなのですが、ここの水が合っているのか、日本よりも暮らしやすく感じられます。

Q. どういったきっかけでイギリスにお住まいなのですか?また、イギリス生活で体験した文化の違いや面白いエピソードがあれば教えてください!

A. 結婚を機にイギリスに移りました。生活習慣はやはり日本と違う点が多いのですが、幸いなことに自分自身そんなに大変だと思うことはありませんでした。 しかし、考え方やマナーの違いを感じることがしばしばありました。最初はこちらに来てから、会う人毎に日本のことや自分自身のことをあれこれ質問されるのじゃないかと思っていましたが、ほとんどそういったことはなく、正直少し拍子抜けしました。多様な国籍の人達が多く暮らしているので、外国人自体が珍しくないということもあるのでしょうが、それより会話においても他人のプライバシーを考える習慣があるからかもしれません。また、イギリス人のマナーの良さという点では、乗り物や店できちんと列を作るということがよく知られていると思いますが、その他に開けたドアは後から入る人のために押さえておくというのは、小さい子供でも見た目かなりのチャラ男の方(笑)でもやっています。また、バスを降りるときに運転手にお礼を言う、狭い通路などでまず相手に道を譲るといったことはごく当たり前のことのようです。私もこちらに来てから今までいかにせかせかした生活をしてきたかを考えさせられました。以前バスに乗ろうとしてこんなことがありました。バス停にバスが止まってドアが開いているんですが、その前に並んでいる人達が全然乗ろうとしないんですね。(こちらのバスは乗車したときにチケットを買うシステムで、乗り降り用のドアが1つだけなのです。)「早く乗らないとバスが出ちゃうのに!」と思った私はさっと乗り込もうとしました。すると、運転手が車内後方を指差すので何だろうと思って見ると、1人のお年寄りが非常にのんびりとドアのほうに近づいて来ていました。運転手もドアの外で待っている人達もそのお年寄りをせかす様子などなく、静かに待っていたんです。 「うわっ、恥ずかしい!」・・・それ以来あわててバスに駆け込むということはしなくなりました。

Q. プロフィールを見ると、アートからスポーツまで様々な活動をされているんですね。ご紹介頂いても良いでしょうか?

A. Cheltenham Art clubのメンバーになって1年半ぐらいになります。毎週メンバーがアートスタジオに集まり、それそれが好きな方法で絵を描くというスタイルをとっています。私は最初油絵や水彩画をやっていたんですが、パステルの面白さを知ってからはもっぱらパステル画です。クラブではモデルを描くことが多いのですが、面白いと思ったのが、メンバーがモデルに目は何色なのか質問していたことです。日本ではこんな質問聞いたことがありませんでしたが、確かにこちらの人の瞳の色ははっきりした茶色や青、緑だけではなく、灰色、ヘーゼル(淡褐色)、アンバー(琥珀色)などといった色もあります。 Zumbaは日本でも人気があるのでしょうか。私はこちらに来るまでZumbaという言葉さえ知らなかったのですが、今やすっかりZumbaにはまっています。ズンバクラスでは小学生から70代とおぼしき御婦人まで幅広い年齢層が乗りのいい音楽に合わせてエクササイズを楽しんでいます。Zumba、Fit Camp、水泳と週に4回は体を動かしているので、日本にいるときとは比べ物にならないくらい健康にというか、たくましくなりました。こちらの人はかなり健康志向が高いようです。特に活動的な高齢者をよく見かけます。朝の早い時間などジムやプールで運動している人のほとんどが年配の人だったりします。私も70代になってもこんな風に生き生きと健康でいたいです。

Q. イギリスの食べ物…というと、あまり思い浮かばないのですが、代表的な料理にはどんなものがありますか?

A. 皆さんがよく御存知のイギリス料理といったら、ローストビーフやフィッシュアンドチップス、イングリッシュブレックファストでしょうか。私もイギリス料理については全然知識がありませんでした。 伝統的なイギリス料理は素材の持ち味を生かしたシンプルなものという印象を受けます。こちらではパイ料理の種類が豊富です。ステーキ&キドニーパイ、チキン&マッシュルームパイ、ミンストビーフパイなどこんがりと焼きあがったパイとじっくりと煮込まれたジューシーで柔らかい肉・・よだれが・・。サンデーローストって聞いたことがありますか。イギリスでは日曜の昼食にローストしたビーフ、ラム、ポーク、チキンなどにポテトや茹でた野菜、ヨークシャープディングを添えたものを食べる習慣があります。うちの近くに素敵なパブがあるので、(料理もビールもおいしく、歩いてたったの1分!)お店とサンデーローストの写真(上部)をご覧ください。

Q. 英会話講師歴13年とありますが、講師になろうと思われたきっかけは何だったのですか?元々語学はお好きだったのでしょうか?

A. 英語は幼い頃から好きでした。特にイギリスに関するものに興味がありましたが、 英会話講師になろうと思ったきっかけは少し変わっているかもしれません。 実は英会話講師になる前に私は歯科衛生士をしていたのです。ある日、1人のケニア人留学生が治療にやって来ました。ケニアの公用語は英語なので、当時少し英語が話せた私はさっそくその学生の衛生指導を担当することになりました。 簡単な日常会話ぐらいはできたんですが、こういった専門的な指導をするためには勉強しなければならないことはたくさんありました。このとき自分は語学と何か人に教えることが好きなんだと実感しました。それからの道のりは平坦ではありませんでしたが、今自分が満足できる仕事を続けていることに喜びを感じています。

Q. 最後にカフェトークの生徒の方にメッセージをお願いします!

A. 語学を習得するためには継続して勉強をしていくことが大事なのは皆さんもよく御存知のことですね。でも、こんな風に後悔することはありませんか。「1週間も時間があったのに、レッスンまでにちゃんと復習や予習をしなかった」毎回十分な時間を勉強に当てられればいいのですが、そうもいかないのが現実ですね。そんなときにはこんな方法を試してみてはどうですか。レッスンが終わったら、次のレッスンまでにどんなことを習ったのか思い出してみる。どんなことを聞かれ、自分はどう答えたか。新しく勉強したフレーズや文法など。時間があるときに、覚えた単語でも文でもいいので1度きちんと頭の中に蘇らせてください。もし、記憶に自信がなければその時自分で調べましょう。「わからないから、知りたいという」のが勉強できる一番の動機です。私も皆さんの語学力が効果的に伸びる方法を常に考えながらレッスンをしていきたいと思っています!

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Yukari Maller


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