アニョハセヨ。
インドア派の最もポピュラーな趣味といえば読書。
例に漏れず私も読書好き、というかほとんど活字中毒で、何かの説明書でもレシートでも何でもいいからとにかく文字を読んでいないとダメです。
というわけで今日は先月私が読んだ本をご紹介します。
「この人こういう本読んでるならアレも好きかも」みたいなオススメ本があったらコメントでもレッスンの時での良いので是非教えていただきたいです。
【韓国・朝鮮関係】一応韓国語講師なのでこのカテゴリから・・・(震え声)※超個人的な感想付
「金正恩の北朝鮮 独裁の深層」黒田勝弘/武貞秀士(武貞さんってうちの大学院の客員教授か何かしてらっしゃったはずなんですが在学中結局一度も講義や講演を聴く機会がなかったです。そして黒田さん。この二人の対談集なんですが、黒田さんの文章って初めて読む人だと「この人嫌韓派なのかな?」と誤解してしまいそうな感じなんですが(韓国の知識人でも黒田さんに対してそういうレッテルを貼ってる人もいる)、私は黒田さんってもう嫌韓とか知韓とかの次元を超えて「ヤンデレ」だと思います(褒め言葉)。韓国・朝鮮に対するヤンデレ感が文章から迸っていて読んでいるとなんか微笑ましい気持ちになります。)
「朝鮮半島の食と酒」鄭大聲(なぜ朝鮮半島にはお茶を飲む習慣がないのか?とか唐辛子が朝鮮半島に入ってきてから食用化されるまでは実はかなりのタイムラグがあったとか、興味深い内容でした。)
さて、韓国語講師のくせに先月読んだ韓国・朝鮮関係の本、たった二冊です・・・・・・・。(最近出版される韓国・朝鮮本にあまり面白そうなのがない&ホラー小説にハマってそれどころじゃなかったという言い訳をしてみる)
正直、韓国・朝鮮に関する本を一番よく読んでいたのは韓国に来る前の高校生の頃です。当時、読書家の親戚から韓国・朝鮮に関する本を50冊くらい一気にプレゼントされて、それらを片っ端から読破していました。(それら+自分でも買ったり図書館で借りたりして色々と読み漁った)あの頃読んだ本以上に面白い韓国・朝鮮本、ないです。
【小説】
「白河夜船」よしもとばなな(よしもとばななの小説って登場人物がやたらふわふわしていてわりと好きです)
「ロマンス小説の七日間」三浦しをん(この人の「舟を編む」はとても面白かったのですがこれは???って感じです)
「祝山」加門七海(これがきっかけでホラー小説にハマったので記念すべき本。リアリティーあって怖い。)
「黒い家」貴志祐介(多分この人の本は私には合わない)
「死国」坂東眞砂子(四国行きたい)
「墓地をみおろす家」小池真理子(鬱&鬱からの鬱エンド)
「リング」鈴木光司(「ビデオテープ」って、もう存在を知らない世代もいる程「今は昔」状態ですが、そこにツッコミを入れなければとても面白い)
「らせん」鈴木光司(ホラーだと思ったらSF・・・?騙された感)
「女友達」新津きよみ(この作者過去に女友達と何があったんだろう…と心配になる程登場人物の女がみんなエグイ)
「同窓生」新津きよみ(この作者過去に女友達と(以下省略)
「同居人」新津きよみ(この作者過去に女友達と(以下省略)
「ガダラの豚 Ⅰ」中島らも(新興宗教と文化人類学という私の好きなテーマなので読んでみましたが、私的にはいまいち。)
【その他】
「性に関するアイヌの習俗」知里真志保(アイヌ語勉強したい)
「銃・病原菌・鉄 上」ジャレド・ダイアモンド(なぜ大学教授やその他知識人がこの本をやたらに薦めるのか分かった)
さて、ここまで読んでお気づきと思いますが、すべて日本語で書かれた本です。
大学・大学院生の頃は韓国の本はもちろん北朝鮮で出版された書物や論文も読んでいましたが、北朝鮮研究の世界から「脱北」してからというもの、完全に趣味の読書に走ってしまって韓国語の本を全然読まなくなってしまいました。そんな人が韓国語講師をやっていいのでしょうか・・・・(ダメ、絶対。)
というわけでこれからはもっと韓国の本も読もう。と思います。
Comments (0)