こんにちは。 日本語講師のSakaiです。
私は先月(せんげつ)から 家の近(ちか)くで、中国語を習(なら)いはじめました。
先生(せんせい)は、日本に20年以上(いじょう)住(す)んでいる台湾人(たいわんじん)です。
先週(せんしゅう)のレッスンのとき、先生が時間(じかん)ギリギリに来(き)ました。
先生は「ごめんなさいね。今朝(けさ)は、ちょっとパタパタしていて・・。」と、言いました。
「パタパタ」? あ~、「バタバタ」のことね・・と、思いました。
「パタパタ」と「バタバタ」、「パ」と「バ」の違いだけなのに、
意味(いみ)は、ぜんぜん違います。
日本語って、おもしろい!
パタパタ ➡ ①羽(はね)を広(ひろ)げて飛(と)ぶ様子(ようす)。
鳥(とり)が羽をパタパタさせる。
②うちわやせんすのような薄(うす)いもので、あおぐ音(おと)や様子。
はたきで ほこりを パタパタ払う。
③ものを続(つづ)けて軽(かる)くたたく様子。
スリッパでろうかをパタパタ走る。
バタバタ ➡ ①とても忙(いそが)しい様子。
毎日(まいにち)、忙しくてバタバタしているよ。
=毎日、バタバタだよ。
②たて続(つづ)けに たおれる様子。
暑(あつ)さで人がバタバタと倒れる。
③鳥が羽(は)ばたく音や人が動(うご)かしているときに でる音。
こどもが手足(てあし)をバタバタさせて泣(な)いている。
④物が風(かぜ)に あおられて出る音。
洗濯物(せんたくもの)が風でバタバタしている。
「ざあざあ」「ベタベタ」「しっとり」「キャー」・・・
物音(ものおと)や動物(どうぶつ)の鳴き声(なきごえ)などを、ことばであらわした「擬音語(ぎおんご)」と
音ではなく、物事(ものごと)の状態(じょうたい)や様子(ようす)、身振り(みぶり)などのかんじを、ことばであらわした「擬態語(きたいご)」を
あわせてオノマトペといいます。
オノマトペは、なかなか おもしろいです。
これからも、少しずつオノマトペを紹介していきますね。
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