こんにちは。 日本語講師のSakaiです。
今日のオノマトペは、「カリカリ」と「ガリガリ」です。
「カリカリ」と「ガリガリ」、「カ」と「ガ」の違いだけなのに、
意味(いみ)は、ぜんぜん違います。
日本語って、おもしろい!
カリカリ ➡ ①かたいものや乾(かわ)いた物をかむときに出る音(おと)。
チョコの中のカリカリのアーモンドがおいしい。。
②水分や脂肪分がなくて、かむと歯切れのいい状態。
カリカリに焼(や)いたベーコンが好き。
③神経質(しんけいしつ)になったり、苛立(いらだ)っている様子。
彼女(かのじょ)はいつもカリカリしている。
④かたいものや乾いた物を削(けず)ったり、こすれたときに出る音。
えんぴつでカリカリと音をたてて書く。
ガリガリ ➡ ①硬いものを噛み砕(かみくだ)いたり、削(けず)ったりする音。
氷をガリガリとかじる。
*アイスクリームの「ガリガリ君」はこの意味?
②硬いものを引っ掻(ひっか)く音。
猫がドアをガリガリと引っ掻く。
③他の事を考えるゆとりがない様子。
ガリガリ勉強する。=ガリ勉
④痩(や)せていて、健康的で無い状態。
病気(びょうき)になった彼は、ガリガリに痩せてしまった。
「ざあざあ」「ベタベタ」「しっとり」「キャー」・・・
物音(ものおと)や動物(どうぶつ)の鳴き声(なきごえ)などを、ことばであらわした「擬音語(ぎおんご)」と
音ではなく、物事(ものごと)の状態(じょうたい)や様子(ようす)、身振り(みぶり)などのかんじを、ことばであらわした「擬態語(きたいご)」をあわせてオノマトペといいます。
これからも、少しずつオノマトペを紹介していきますね。
興味がある方は、私のFreeTalkingのレッスンで、もっと詳しく勉強しましょう。
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