このコラムにようこそ。
「新聞」で、まだ何か書くの? って言われそうですが・・・。
先日、学習者の方からおもしろいテーマを提供していただき、
ずっと追っていっているのですが、それがいわゆる「フェイクニュース」です。
記事を日本語の勉強のための材料(=教材:きょうざい)だけ、と思えば、それでいいですが、
そこに書いてあるものを、100%すぐに信じるのは、どうでしょうか?
(基本的に、事故の報告などは別ですよ)
それぞれの新聞社には、カラーがありますよね。
たとえば、あることを、1つの新聞社は「すばらしい!」と言っても、
ほかの新聞社は「それはひどい!」ということもあります。
また、最近は、署名記事(しょめいきじ=書いた記者の名前が載っている)も多くなってきました。
それは、その人の視点(してん)で書かれている、ということです。
どんなにすばらしい人・ことを取材しても、書く人間がそれがわからなければ、書く人間の容量でしか
表現できないのです。つまり、その人間の「フィルター」を通してしか記事にならない、ということです。
ちなみに・・・
以前、さる大学の化学教授の取材に駆り出されたものの、文系の私に理解できるわけもなく、
思わず「私でもわかる話をお願いします!」と叫んで、毛生え薬の話をしてもらいました・・・。
(あの時の先生に感謝!!)
また、字数や時間が限られた記事やニュースでは、その人の言ったことの全部ではなく、
一部だけをピックアップして紹介することが多いです。
それが良いことだったらいいですが、悪いことだったら、世間からバッシングがすごい。
ひどければ、その人のSNSが炎上! ということもあります。
だから、どんな記事でも、SNSのメッセージでも、すぐに全部を信じるのではなく、
「あれっ? そうなの? なんかちょっと違うかも?」
という「視点」を持つことも大切なんじゃないかな、と思います。
そう思ったらで、同じテーマでほかの人がどう書いているか、
それこそインターネットで調べれば、出てくるはず。
そこで読み比べてみて、はじめてわかることもあるのでは。
「自分の信じたいことを信じる」のではなく、
真実(か、真実に近いと思われるもの)を見つけていく。
今の情報があふれている時代だからこそ、そんな「心のフィルター」が必要なのだ、と思うのですが・・・。
みなさん、どう思われますか!?
Ishisone
2021년 8월 18일
コメント、ありがとうございました(^^)。 ちょっと赤面もののご評価をいただきまして、これからも一層がんばらなくては!という気持ちにさせていただきました。本当に「感謝」です。 今の世の中、情報過多の社会になってしまいましたね。でも、その中で、人と「共生」できるような情報をキャッチしていきたいものです。
since2020
2021년 8월 18일
Ishisone先生、お世話になっております。Ishisone先生はとてもプロフェッショナルでハイクオリティーのレッスンを提供して下さいます。私の母国語は日本語ですが、国語を勉強する機会も読書する事からも遠ざかっていたら国語力が低下して困った者です。日本人以外の方々で熱心に日本語を勉強されている方の方が私の国語力より高い時代が来ると困ると思っています。(苦笑)ネットでの情報が多過ぎて困る時代になりましたね。Ishisone先生は本当に素晴らしい★★★★★5つ星の先生です。日本人の方にもお勧めの先生です! Ms. Ishisone is a wonderful teacher. She is very professional and has a great passion to teach! My first language is Japanese, but I'm taking her lessons! I highly recommend her for both non Japanese learners and native Japanese speakers!