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Cafetalk Tutor's Column

nagaiki 講師のコラム

養生訓について(6)

2022年8月8日

こんにちは、nagaikiです。

養生訓(原文)

萬(よろず)の事(こと)つとめてやまざれば、必(ず)しるしあり。たとへば、春たねをまきて夏よく養(やしな)へば、必(かならず)秋ありて、なりはひ多きが如(ごと)し。もし、養生の術をつとめまなんで、久しく行(おこな)はば、身(み)つよく病なくして、天年(てんねん)をたもち、長生(ちょうせい)を得て、久しく楽(たのし)まん事、必然のしるしあるべし。此理(このり)うたがふべからず。」

意訳

どんなことでも,一生懸命に努力すれば、それなりの結果は出るものです。
例えば、春に種を蒔いて、夏によく手入れをすれば、必ず、秋には多く収穫できます。
養生の知恵も同じことです。養生の知恵を学んで実行すれば、病気になる確率は大いに減少するはずです。
これは、当たり前の理屈です。

 





気づき
この一節を読んで、小学校の頃、廊下の掲示板に貼られていた標語を思い出しました。

昔のことで、正確ではありませんが、それは

 
努力して、後悔した人を、見たことがない。
練習して、下手になる人は、いない。

何かをして、変わった人は、いても、 

何もしない
で、変わった人はいない。


何事も、一つ一つの積み重ねが大切かも、知れませんね。 


本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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