こんにちは、nagaikiです。
養生訓(原文)
家に居て、時々わが体力の辛苦(しんく) せざる程の労動をなすべし。吾(わが) 起居(ききょ)のいたつがはしきをくるしまず、室中(へやなか) の事、奴婢(ぬひ)をつかはずして、しばしばみづからたちて我身を運用すべし。
わが身を運用すれば、おもひのままにして速(しみやか)に事(こと) 調(ととのい)ひ、下部(しもべ)をつかふに心を労せず。
是「清心省事」(せいしんしょうじ)の益あり。
かくのごとくにして、常に身を労動すれば気血めぐり、食気とどこほらず、是養生の要術(ようじつ)也(なり)。
身をつねに、やすめおこたるべからず。
我に相応(そうおう)せる事をつとめて、手足を、はたらかすべし。
時にうごき、時に静(せい)なれば、気めぐりて滞らず。静に過(すぎ)ればふさがる。動に過(すぎ)ればつかる。動にも静にも久しかるべからず。
意訳
家の中でも家事などをして体を動かしましょう。立ったり座ったりでもいいです。人に任せず、自分でしましょう。血行が良くなります。でも、動きすぎも良くありません。
気づき
外で、運動できない時にも、部屋の掃除や整理なども、運動として自分で認知すれば、それなりに効果がありそうですね。気分も良くなりますよね。
そして、過度の運動も良くないみたいですね。何事もバランスが大切かも知れませんね。