※敬称略 ※いただいた回答をそのまま掲載しています
Q1. これだけは聴いてほしいクラシック曲
Q2. 好きな作曲家
Q3. これから演奏・歌唱してみたいクラシック曲
Q4. 特別な日に聴きたいクラシック曲
Q5. 朝聴きたいクラシック曲
Q6. 夜聴きたいクラシック曲
Q7. 日常で聴いている音楽のジャンル
Q8. 専門ではないがやってみたい楽器・ジャンル
Q9. 思い出のクラシック曲とエピソード
ショパン:幻想即興曲 / この曲は、最愛の祖父が大好きな曲です。高校生の頃から祖父のために弾きたいと夢見ていました。子供でも弾ける曲ではありますが、本当に極めるには技術的にも音楽的にも難しい曲です。
なので、私は長年弾くことはできませんでした。ロンドン留学時代、ようやくロンドンのど真ん中の大舞台でのソロリサイタルという切符を持てた時、初めて演奏しました。また私事ではありますが、先日、家族だけの小さな結婚式を行いました。きっとこの状況下で行うことに対して、反対される方もいらっしゃると思います。しかし、この結婚式は私の悲願でした。
昨年の夏、祖父が両足を切断するという大手術を行いました。それでも術前、恐怖と痛みで意識朦朧とする中、「孫娘の結婚式に出たいから命だけは救ってほしい」と言ってくれたそうです。84歳にして辛い治療やリハビリを乗り越え、何度も何度も奇跡や感動を与えてくれた自慢の祖父に、こんな言葉を言ってもらい、私はこれ以上の愛を知りません。
この結婚式に向け、家族、介護看護の方々、そして彼や彼のご家族が全力で支えてくださり、11月に危篤とまで言われた祖父とともに、この日を迎えることができました。披露宴で、この日を迎えられた奇跡と感動、そして感謝を胸に、祖父に捧げる幻想即興曲を演奏しました。
チャイコフスキー作曲 交響曲第6番『悲愴』この曲と私の歴史は古く。。。私の母が私を身籠った時、十月十日毎日この曲を聴いていたそう!周囲から『暗い子が生まれるから曲を変えなさい』と言われていたらしいが、実際は超絶明るい子が生まれたのでした。
そんな私は縁あってチャイコフスキーの出身国ロシアへ渡り、ロシア音楽を学びました。国際コンクールでは、この曲の第三楽章スケルツォのピアノ編曲版を演奏し、優勝した経験もあります。この曲は『チャイコフスキーの遺言曲』と言われていますが、私にとっては始まりの曲であり、一生側にいる曲です。
シューマン ピアノ協奏曲 / ピアニストと言っても色々なタイプのピアニストがおり、私はクラシック面においてはアンサンブルに携わる機会がほぼ な為、ソリスト部分を演奏する機会はとても貴重でした♩2台ピアノでの演奏でしたが、オケパートは師匠が弾いてくださいました^ - ^
yurino
Q10. 先生のおすすめのレッスンを教えてください。
Q11. 今後学習にとりくむ生徒様へ、または現在クラシック曲を楽しんでいる生徒様へのメッセージ
私のピアノの先生達の言葉をお伝えします。「一生勉強」「死ぬほど練習」。決して怖い先生たちではないのですよ。先生達の学び続けておられる姿にとても影響を受けております。一緒に、練習する事を楽しみましょう!
kaorun
知識を増やせば色んなことが分かるようになってきます。最初は平面の楽譜を読むことを始め、段々とそれを立体化して行くことができるようになり、楽しみ方が何倍にも何十倍にも膨れ上がります。
昨今はYouTubeで無料でも普段コンサートホールでは聴けない演奏も聴けますが、やっぱり良い音楽家の演奏をライフで聴いて、その緊張感や舞台で何が起こってるのか、などにも興味を持ってもらいたいと思います。
歌は言葉を伴う唯一の音楽分野です。より具体的に表現することの楽しさを感じられます。また、体全体が楽器なので、よりよい発声を学ぶと普段の生活で使う呼吸や声の出しかたも変わります。音楽を楽しむと同時に健康を目指してみましょう!
Akane Seo
ピアノを勉強されている方の多くが一度は「練習したくない」「練習はつまらない」と思ったことがあるのではないでしょうか。私もその一人です。ですが、私たちが今聴いたり、弾いたりできるクラシック音楽は、作曲家たちの残した大切なプレゼントです。そこには作曲家の「想い」や「心に残る出来事」がたくさん詰まっています。それを紐解くのって本当に楽しいのです!そのために日々の辛い練習があります。
音楽には戦争を止める力も病気を治す力もありません。私たちは、音楽を学ぶ中で「どうして音楽を勉強しているのだろう」「どうやって社会貢献をしたらいいのか」と悩んだこともありますが、落ち込んだ時、辛かった時、私たちの心を支えてくれたのは音楽でした。ぜひ今一生懸命なさっているお勉強を続けていってくださいね。
イタリアオペラの勉強をしている方は、音楽からだけでなく、言葉からのアプローチと、表現を学び理解を深めることで、より歌うこと教えることに自信を持つことができます。発声だけでなく、ディクションの勉強もおすすめします。
Sandro Santillo
音楽を本格的に始めたのが高校時代のジャズバンドからだった私にとっては、幼少期からクラシックに親しんでいる人たちに囲まれて過ごす音大や芸大での日々は「なんだか敷居が高いなあ」とか「難しいことばっかりだなあ」とか、心が折れそうになることの連続でした。しかし、そんな時にこそ恥を捨て、たとえ「そんなことも知らないのか」と馬鹿にされても、先生や仲間たちになんとか食らいついてきたおかげで、少しずつ自分の世界が広がり、音楽の楽しさや喜びを味わうことができています。ぜひみなさんも、少しあきらめそうになった時こそ大チャンスだと思って、あと一踏ん張りしてみてください!きっと素敵なご褒美が待っています。
Remi Inari
クラシック音楽の中には、自然の美しさや神秘、風や香りのたゆたい、あるいは私たち人間が持つあらゆる感情が、ぎゅっと詰まっています。クラシック音楽を聴く・弾くという行為を通して、まだ見ぬ世界に思いを馳せ、自分の心の内を見つめる時間を味わってください。これから学習に取り組む生徒さんとは、「この曲いいよね!大好き!」と一緒に盛り上がったり、おすすめの曲を教え合えるといいなと思っています!
Momo in Moscow